トマト先生の食育コラム:おもにトマトを中心に、毎月いろいろな食材のコラムを連載しています。

Vol.11 トマト嫌いの方に

2017年3月

私はトマト大好きなのですが、仕事でお会いした方の中には必ずといっていいほどトマトが苦手な方がいます。
苦手の原因は「どうも青臭くて・・」とか「酸っぱくて・・」とか言われます。
子供の頃に出来てしまった食の好みは、食感、見た目、におい、味、感受性など様々な要因があると思います。
酸っぱい、青臭いと感じる人があるトマトを私は美味しいと感じました。
それはなぜでしょうか。
幼少期は甘味を好むと言われており、甘いものも大好きでしたが、汗だくて学校から帰ってきたときにキッチンにいた母から何気なく手渡されたトマトの丸かじりは
いまだに忘れられません。 当時ジューシーなどという言葉はありませんが
まさしくジューシーで少し塩をふりながらご機嫌でトマトを食べた記憶があります。
昭和の初めの頃の方でトマト嫌いの方に何人か出会いましたが、「当時食べたトマトがとにかく青臭くて」とおっしゃっていました。
その影響で何世代もトマト嫌いが続いてしまったという方もしました。
実は私の母も生のトマトが全然食べられなくて好き嫌いが多いことも私が大人になってから知りました。
なぜなら食卓にはトマトがいつも出ていたからです。おもしろいですね。
身体にいいということはわかっていたようで 子供達には食べてもらいたいと
思っていたようです。
もう一つ、生のトマトが嫌いでも ホールトマト缶を使ったパスタやケチャップなどトマトの加工品は食べられるという方が多いのも特徴的です。
ソースの状態にすれば大丈夫ということです。
トマトは加熱しても栄養が十分取れますのでトマト嫌いな人もトマトでソースを作ってみてはいかがでしょうか。
小さくカットしてドレッシングに加えてもいいでしょう。
パスタのトマトソースもオリーブオイル、にんにく、玉ねぎ、そしてたくさんの生トマトを使ってじっくり煮込めば作ることが出来ます。ぜひ、挑戦してみてください。

人それぞれ好きなタイプ、きらいなタイプがあるように好みの食材はあると思いますが、まずは第一印象で食べず嫌いにならないで、じっくりトマトとつきあってみてください。トマトと仲良しになることからはじめてみましょう。
万能な栄養の宝庫のトマトはあなたの身体を助ける食材。
いつか親友になることは間違いありませんよ。

2017年3月


トマト嫌いの方に